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介護ソフト・システム導入

ケアプランデータ連携システムのサービス種別活用|訪問看護・居宅・訪問介護

公開日 2026.07.18 更新日 2026.07.21 執筆:介護情報ナビ編集部

ケアプランデータ連携システムのサービス種別活用|訪問看護・居宅・訪問介護

ケアプランデータ連携では、居宅介護支援事業所とサービス提供事業所で主な役割が異なります。一般に居宅側は計画・予定を送り実績を受け取り、訪問介護や訪問看護などのサービス側は予定を受け取り実績を返します。ただし、対象帳票と入出力範囲はサービス種別、標準仕様、介護ソフトによって異なります。

この記事の結論

  • 居宅介護支援は計画・予定の送信と実績の受信が中心
  • 訪問介護・訪問看護などは予定の受信と実績の送信が中心
  • 介護予防支援は作成者・委託関係・帳票で対応が分かれる
  • 同じサービスでも介護ソフトの版・プラン・D1〜D7対応を確認する
  • 最初は連携件数が多く、双方の体制が整う相手と試行する
目次

サービス種別ごとの基本的な役割

サービス・立場主に送る情報主に受け取る情報
居宅介護支援ケアプラン、利用票、提供票、予定等サービス事業所からの実績等
訪問介護提供実績等予定、提供票等
訪問看護提供実績等予定、提供票等
通所・短期入所等提供実績等予定、提供票等
介護予防支援・地域包括計画・予定等実績等
注意

上表は業務上の基本像

すべてのサービス・ソフトで同じ帳票を送受信できるという意味ではありません。国保中央会の標準仕様と、利用中ソフトの対象サービス・帳票・出力・取込対応を確認してください。

居宅介護支援での活用

居宅介護支援事業所では、複数のサービス事業所へ同じ利用者の計画・予定を送り、月末月初に各事業所から実績を受け取ります。連携先数と利用者数が多いため、FAX送信、再入力、到着確認、差し戻しの削減効果が出やすい立場です。

居宅側の運用確認

利用者・月・サービス事業所別の送信期限を決める
予定変更時の再送ルールを決める
未受信・未取込・差分ありを一覧で管理する
実績の締切と差し戻し方法を連携先と共有する
紙・FAX併用期間の終了条件を決める

訪問介護・訪問看護での活用

訪問介護・訪問看護では、居宅から受け取った予定を介護ソフトへ取り込み、提供後の実績を返す流れが中心です。受信した予定と、現場で記録した実績、請求データの間に差異がある場合、どの情報を正とし、誰が修正するかを決めておきます。

場面確認内容担当例
予定受信利用者、対象月、回数、サービス内容事務・サービス提供責任者
予定変更変更元、変更日、再送・再取込の要否居宅担当者とサービス側担当者
実績確定記録、実績、請求データの一致管理者・請求担当
実績送信対象月、送信先、件数、送信結果請求担当

医療保険の訪問看護と混同しない

ケアプランデータ連携で扱う介護保険側の予定・実績と、医療保険請求や医療機関との文書連携は別の業務です。利用者ごとの保険種別と対象データを確認してください。

介護予防支援で注意すること

介護予防支援では、地域包括支援センター、指定介護予防支援事業所、委託を受けた居宅介護支援事業所など、計画作成と連携の役割が分かれる場合があります。製品によって利用者補足情報や各帳票の出力・取込対応が異なるため、事業所番号と役割を含めてソフト会社へ確認します。

対象になりやすい業務・別管理の業務

「介護事業所間の連携ならすべて対象」と考えると、医療文書や事業所独自様式まで置き換えられると誤認します。ケアプラン標準仕様で扱うデータと、別のシステム・文書で管理する情報を分けてください。

業務ケアプランデータ連携での考え方確認先
計画・利用票・提供票D1〜D7とソフトの対応範囲を確認標準仕様・介護ソフト会社
予定・実績送受信方向と締め処理を確認連携先・介護ソフト会社
医療保険の訪問看護介護保険側データと分けて管理請求・記録システムの担当
独自の連絡票・報告書標準仕様の対象外なら従来手段を維持法人・連携先の運用担当
請求データ予定・実績取込後の請求確定は別工程請求担当・介護ソフト会社

導入効果が出やすい連携先から始める

1

連携件数を集計する

相手別の利用者数、月間送受信件数、FAX・郵送回数、転記時間を集計します。

2

双方のソフト対応を確認する

V4、サービス、帳票、出力・取込、利用申請の状況を確認します。

3

少人数・1か月分で試行する

予定送信、受信・取込、実績送信、差分確認まで通して試します。

4

例外処理を決めて対象を拡大する

変更、取消、再送、未受信、エラー時の担当を決め、連携先を増やします。

サービス種別ではなく連携業務で対象を決める

同じサービス種別でも、連携する帳票、相手先、締め日、利用ソフトが異なります。まず月間件数が多く、送受信の担当者が決まっている連携先を選び、対象データと訂正方法を確認します。介護予防支援など対象範囲に注意が必要な業務は、制度資料とソフトの対応範囲を両方確認してから試行します。

対象業務を選ぶ基準

相手先が同じ標準仕様に対応している
月間件数と削減したい作業時間を把握した
訂正・取消・未着時の責任者が決まっている
対象外の業務をFAX等で残す範囲を決めた

まとめ

サービス種別より「送る人・受け取る人・確認する人」を明確に

居宅側とサービス側では主な送受信方向が異なります。利用中ソフトの対応範囲を確認し、予定変更や実績差分まで含む運用を決めてください。製品別の確認は介護ソフト別対応、導入状況は導入率・普及状況、初期設定は導入方法で解説しています。

最終確認日 2026.07.18
参考:

サービス種別・帳票・出力・取込の対応は介護ソフトごとに異なります。最新の標準仕様とベンダ公式情報を確認してください。

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