ほのぼのNEXT、カイポケ、ワイズマンはいずれもケアプランデータ連携への対応情報を公開していますが、製品名だけで導入可否を判断するのは危険です。利用中の版、契約プラン、サービス種別、必要な帳票、出力・取込の方向まで確認し、少数データで送受信テストを行ってから本番化します。
この記事の結論
- 国保中央会のV4ベンダ試験結果と各社の公式情報を両方確認する
- 「対応済み」は全サービス・全帳票・全プラン対応を意味しない
- 出力と取込、予定と実績、居宅と介護予防を分けて確認する
- 追加料金、更新作業、操作権限、サポート窓口も比較する
- 最終判断は自事業所のテストデータを使った取込確認で行う
主要3製品の確認状況
| 製品・サービス | 公式情報で確認できること | 導入前に追加確認すること |
|---|---|---|
| ほのぼのNEXT | NDソフトウェアが標準仕様V4.1のベンダ試験完了と帳票別の対応範囲を公表 | 製品版、対象サービス、帳票ごとの出力・取込、更新作業 |
| カイポケ | 公式解説でケアプランデータ連携とV4ベンダ試験への対応を案内 | 利用サービス、管理画面内の操作方法、契約・費用、対象機能 |
| ワイズマン | 公式コラムで同社システムのケアプランデータ連携対応を案内 | 対象製品、版、サービス、出力・取込範囲、サポート条件 |

比較表は「対応するか」の入口
各社の対応範囲は更新されます。同じブランド内に複数製品やプランがある場合もあるため、事業所番号、利用サービス、必要帳票、現在のバージョンを伝えて確認してください。
ほのぼのNEXTで確認すること
NDソフトウェアは、ほのぼのNEXTについて標準仕様V4.1のシステムベンダ試験完了を公表し、居宅介護支援と介護予防支援について、利用者補足情報、第1表、第2表、第3表、第6表、第7表などの対応状況を示しています。ただし、帳票や役割によって出力・取込の対応が異なるため、必要な業務を個別に照合します。
ほのぼのNEXTの確認例
カイポケで確認すること
カイポケは公式コラムでケアプランデータ連携の仕組みとV4対応について案内しています。具体的な操作情報は利用者向けFAQで提供される場合があるため、契約中のサービスと管理画面で確認します。クラウドサービスであっても、クライアントアプリの利用端末や電子証明書の準備が不要になるとは限りません。
営業資料と実運用の確認を分ける
「ケアプランデータ連携対応」という案内に加え、実際のメニュー位置、対象帳票、追加契約、操作担当者、エラー時の問い合わせ先を利用者向け案内で確認します。
ワイズマンで確認すること
ワイズマンは公式コラムで、自社システムがケアプランデータ連携に対応していることを案内しています。導入時は、利用している製品名と版、居宅・訪問系などのサービス、必要な標準データ、追加オプションの有無を窓口へ確認します。
介護ソフト会社へ聞く10項目
問い合わせチェックリスト
ソフト比較より先に業務要件を決める
ケアプランデータ連携だけを理由にソフトを変更すると、請求、記録、勤怠、既存データ移行、職員教育まで影響します。まず、誰と何を何件連携し、現在の転記時間と郵送・FAX費をどれだけ減らしたいかを数値化します。そのうえで既存ソフトの対応範囲を確認し、不足が大きい場合に比較・移行を検討します。
| 比較場面 | 優先する確認 | 製品名だけでは分からないこと |
|---|---|---|
| 既存ソフトを継続 | 対応版への更新、対象帳票、追加費用 | 現在の契約プランで機能が使えるか |
| 新規導入 | 請求・記録を含む全業務、データ移行 | 初期設定と職員教育の負担 |
| 他社へ乗り換え | 既存データ移行、並行運用、解約条件 | 過去記録をどこまで引き継げるか |
| 複数拠点で統一 | 事業所番号、サービス種別、権限管理 | 拠点別設定と本部管理の範囲 |
3製品以外を利用している場合は、公式V4対応ソフト一覧で候補を確認し、同じ10項目をベンダへ質問します。この記事の3製品は市場全体の推奨順位ではなく、公式の対応情報を個別に確認しやすい代表例です。
製品名ではなく実データで対応可否を決める
対応ソフトの一覧に製品名があっても、契約プラン・バージョン・サービス種別・利用機能によって使える範囲が異なります。導入前に、実際に送受信するケアプランのサンプルを使って、出力、送信、受信、取込、差分確認までを試験し、エラー時の責任分界を記録します。
ベンダー確認の記録
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